二次筆記試験合格発表から独立までの軌跡➀

本日は私が診断士に合格してから独立するまでの軌跡について書いていこうと思います。
昨年の診断士の二次試験を受けてから合格発表までの間はのんびりしてたものの、二次筆記試験の合格が決まってからは目まぐるしいジェットコースター人生となりました。
独立してからやっと落ち着いたような様相です。(落ち着いてもいかんが・・・!!走り続けんと!)
なので、この記事は今年二次試験を受けて合格待ちの方や、診断士として独立しようとしている人の参考になれば幸いです。

二次筆記試験〜筆記試験合格発表

とにかく飲み歩いてました。
ちょうどコロナの自粛も落ち着いてた時期で時短営業等の制約もなかったため、これまでの鬱憤ばらしとばかりに地元の友達とよく飲みいきよったぁ。
東京に遊びに行ったり、温泉行ったり、本読んだり、映画みたり、とやりたいことをいろいろやってた感じです。

肝心の試験に関してはというと、99%落ちたと思っていました。
落ちたら翌年の福岡の診断士協会の養成課程に行く、と決めたので資金面の準備等を粛々とやってました。
中小企業診断士になれるのは早くても再来年以降で2年以上先か・・・。
とか、考えつつ迎えた筆記試験の合格発表当日…。

筆記試験合格発表

万が一はあるかもと合格発表日は休みを取って発表まで自宅待機。
ドキドキしながら番号を確認。
協会のページから九州地区の合格受験番号一覧ページを開いたら…
一瞬で自分の受験番号が見つかりました!
自分の番号だけ明らかに光り輝いてた。ピッカピカに。
とても嬉しかったんですが、一番最初に思ったことは

「養成課程行くための240万円浮いた・・・!!!」

ってことでした笑
合格発表の日は一生忘れんやろうなぁ。
ほんとに嬉しすぎて、二次試験の受験番号は仕事用携帯の電話番号に設定したくらい。
なので受験番号も一生忘れません。

合格発表〜口述試験

合格発表と同時に口述試験の情報収集を開始。

「えっ口述試験まで9日しかないやん・・・。」

合格率99%超えとは聞いてるけど、100%ではないのは事実。
とりあえず各種サイトから情報を集めて、2ヶ月ぶりに取り出した今年の事例を何回も何回も読みました。
一次試験で約20%の壁、二次試験で約20%の壁を越えてきて99.7%の合格率の口述試験ですが、緊張と不安は二次試験に匹敵するレベルでした。
口述試験は仮に落ちたときに失う物がでかすぎる。そりゃ不安にもなるわけですね。

口述試験

口述試験はなんなくとまでは行かずともなんとか終了。
多分大丈夫やろうな、とは思いつつもあとから不安はどんどん出てくる出てくる…。
ただその都度、同じ控室にいたジャージで着てた強者を思い出してなんとか乗り切ってました笑
「あの人が大丈夫やったら自分も大丈夫やろ・・・」と根拠のない材料。
多分大丈夫、多分大丈夫。。。
そう思い込むしかなかったですよね。
なんなら筆記試験の合格発表前くらい不安でいっぱいでした。
口述試験ってそういう試験です。

口述試験〜正式な合格発表

口述後は、これで統計上は99.7%で中小企業診断士だ!と思いながら実務補習の準備をスタート。
早く診断士になりたかったので、職場に根回しを開始して、15日コース全て出席できる手はずを整える。
思えば当時の上司が理解がある人でほんと良かった。
「合格した」と伝えたら「えっすごい!」と喜んでくれて、実務補習で有給全部使いたいといっても嫌な顔ひとつせず許可してくれました。
当時、携帯の販売をしていたんですが、携帯業界にとって2月3月って超繁忙期ですからね。
この場を借りて改めてお礼をいいます。
「本当にありがとうございました!」

実務補習の申し込み開始は合格発表と同日の1/5。
競争が激しいとは聞いていたので、この日も仕事は休んで自宅待機。
合格発表と同時に申し込みをしてなんとか申し込みできました。

合格発表〜実務補修初日

合格発表から実務補習までちょうど1ヶ月。
短いようで長い1ヶ月。
この間が合格後で何気に一番忙しかったかも。
やったこととしては、
・wordやパワポの勉強
・パソコンの購入
・wifiルーターの購入
・名刺の作成

wordやパワポの勉強

wordやパワポの勉強は普段使い慣れてない人はマストです。
私は販売とか営業が長くあまり使い慣れてなかったので苦労しました・・・。
ただ、wordやパワポで資料作成するスキルは実務でもけっこう使います。特に補助金のお仕事は。
このときにいろいろ勉強しておいて良かった、と今になっては思います。

パソコンとWi-Fiルーター

福岡に引っ越してくる時に、診断士試験に必要のないものは断捨離しよう!と決意してパソコンは売ってたのでパソコンもあらためて買いました。
MacかWindowsか悩んだけど無難だしコスパもいいしでWindowsに。
当時は家電量販店で働いてたのでお世話になった上司に型落ちの安いモデルを激安価格で売ってもらいました。

主だったスペックとしては、
CPU:corei7 第10世代
RAM:8GB
ストレージ:SSD512GB
バッテリー:最大24時間
重さ:約1kg

とそこそこ十分なスペックで約12万円。
安すぎです。しばらくこれが診断士活動のお供。

Wi-Fiルーターは悩みましたが、楽天モバイルのWi-Fiポケットが一括1円で、利用料1年無料のキャンペーン中でもあったので念のため購入。
結果的には実務補習では使わなかったんですが、最近でもたまに使ってるので用意しておいてよかったなとは思ってます。
(福岡の実務補習の会場は全てWi-Fi環境ありました。)

名刺

名刺は会社の名刺を持っていく人が多いみたいですが、
私の場合は診断士としてなるはやで独立して仕事を辞めるつもりだったので診断士用で名刺作りました。
デザインは何も考えずにラクスルで1時間で作ったもの。
ちなみにこれです↓  シンプルイズベスト笑

実務補習初日〜実務補習最終日

さてさて中小企業診断士試験に合格して初めての活動、それが実務補習です!
私は15日コースだったのですが、15日コースは全部で3班の合計15人ほどしかいません。
私の班は5名。個性豊かな仲間たちでした。
自営のWEBデザイナー、大手電機メーカー子会社社長、大手メーカーエンジニア、金融機関融資課長。
大企業多すぎない・・・?と内心焦った私。
基本的に15日コースはずっと同じ班で計3社の経営診断を行います。
15日コースは約1ヶ月半かけて行われるため、このメンバーで同じ釜の飯を食べ苦楽(実際に食うわけではない)を共にして診断士登録を目指すわけです。

実習の5日間以外でも資料作成や打ち合わせなどの作業が多く、とにかくきつかった汗
私は本業しながら有休とって参加したんですが、本業の休みで実習を受けて、本業後に資料作成をする。という結構ハードワークでした。
2/5から3/15までほぼ休みなかったです。
きつすぎて1社目と2社目の間に3日間のインターバルがあるんですが、その3日間は本業はあるのに関わらず資料作ったりしなくて良いので、休めるやん!と思うくらいきつかった。
ただきつかった分、同じ班のメンバーは今でも濃い交流があるくらい親交が深くなってます。

実務補習の最終日に修了証書を3社分もらい、そのまま診断士登録の申請を行いました。
申請して登録されるのは翌々月末ということで5月に官報には掲載されるとのこと。
ついに、登録か・・・と考え深くなったのを覚えてます。

大変だった実務補習ですが、いざ終わってみると、達成感の他に「やっと目標だった診断士になれる!」と感無量に。
ただその後にまた新たな大きな問題が起きるとはこのときにはまだ知るよしもありません・・・。
そのへんは後編で書いていきたいと思います。

次回予告

と、ここまで二次筆記試験合格発表から実務補習までを書いてきました。
ここまでの期間約3ヶ月。怒濤の毎日でした。
今回の記事でほんとは独立まで書こうと思ったんですが、長くなったので前編、後編とすることに。
次回の後編では実務補習以降独立までの経緯を書こうと思います〜。
(どこまで書けるかという問題はありますが汗)
それでは今日はこの辺で。

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