私と診断士試験 -二次試験編-
ついに今年の一次試験が先日終わりましたね。
今年は昨年以上にコロナ禍の影響が大きかったんじゃないかと思います。
受験された方、本当にお疲れ様です。
さて、先ほど協会からも一次試験の解答が発表されてました。
自己採点してみて、合格見込みの方、そうでない方、色々いらっしゃるかと思います。
ここから二次試験対策に向けて本格的に動き出す方も多いんじゃないでしょうか。
今日はそんな方向けの記事となります。
これから二次試験の準備を始める方などに、私がどういった二次試験の勉強をしたかが参考になれば幸いです。
二次勉強勉強はじめ
かくいう私も昨年の一次試験前では、「まずは一次専念!」と一次試験が終わるまでは二次試験については一切勉強はしませんでした。
そもそも一次に受かる自信がなかったし、先走りすぎちゃうのも怖かったので。
唯一、必要な参考書だけ最低限発注していたくらいですかね。
どこかのブログを参考にしてふぞろいだけ買ってたました。
そして昨年の一次試験二日目が終わった後、予備校発表の解答で自己採点して合格を確信した私は早速二次試験へ向けて視点を切り替えました。
「どうやら一次試験とは様相が全然違うらしい・・・」
「模範解答ないの?!」
「ひたすら勉強すればいいってものでもないようだ・・・」
「えっ、何年も合格できてない人もいるの・・・」
「じょ、助言?」
こんな事実を知ってくとどんどん不安になっていきます。
スタディングを受講してた私はとりあえず、スタディングの二次試験講座を受講しました。
ちょっと物足りない印象で、「これだけでは合格は難しそうだな・・・」と直感します。
しかし今思えば、スタディングの二次対策講座はこれはこれでかなり的は射てる。
私はコスパ重視でスタディングで対策してましたが、二次試験はなにか予備校に入った方が良いかな?
と思い始めました。
ただここから予備校間に合うのか・・・?
検討した予備校
二次試験対策にあたりTACとMMCを検討しました。
TACに行くのであれば通学したいですが、コロナ禍のなかでやや躊躇。
合格率が高いという噂も聞いたMMCも検討。
事前面談まで受けましたが、その時の面談した人が二次試験に合格まで十回かかったときいて躊躇。
十回もかかるような試験ってどんな試験なんだ・・・。
中には一発で合格してる人もおおいみたいで、これは二次試験は小手先のテクニックでどうにかなる試験ではないのでは?と思い始めました。
そもそもTACもMMCも高すぎたというのが躊躇の一番の理由ですけどね^^;
ココスタとの出会い
そんななか、出会ったのがココスタ。
診断士受験生御用達の一発合格道場の記事で紹介されてたので興味を持ちました。
まず何より無料ってとこが魅力。
無料ならちょっと試してみようかなってことで早速登録。
その後、初めて二次試験受ける受験生向けのセミナーがあったのでもちろん参加。
話を聞くと前年(R元年)の合格率も非常に高かったとのこと。
これは活用するしかないなと思いました。
ココスタとは
ではココスタとはどういったコミュニティなのか?
詳しくはこちらのペライチをご確認ください。
参加フォームもこちらのリンク先にあります!
ココスタが向いてる人、向いてない人
ペライチの紹介にもあるとおり、ココスタは受験生が主体のコミュニティです。
主体的に動いて不明点を聞いたり、勉強会を主催したり、勉強会でしっかり発言したり、考えたり、ラジバンダリすれば非常に有益です。
ただ、予備校とかと違ってカリキュラムがあるわけでもないですし、勉強のやり方や問題の解き方を教えてくれるわけではありません。
勉強会を通して他の受験生からの指摘を真摯に受け止め考え情報を取捨選択して自分自身のカイゼンができる人。
運営スタッフのセミナーで積極的に質問したり、どんどん質問を投げかけたり積極的かつ能動的に勉強できる人。
こういった受験生にはココスタはとってもおすすめ!
つまり、このコミュニティを「利用できる人」ですね。
ただ、勉強のやり方自体がわからないから一から教えて欲しい!って人には向かないと思います。
そういった方は大手の受験予備校を活用された方がいいかもしれません。
ただこれは勉強のスタイルの問題なのでどちらが良いかという話ではありません。
自分がどういった勉強法を求めるのか?これが大事ですね。
どういった勉強スタイルで合格を目指すべきなのか?目的を明確にすべきだと思います。
ココスタの魅力
比較的クローズドなコミュニティなので受験仲間がたくさんできます。
私もここで一緒に勉強した仲間と合格後も一緒に仕事したり、情報交換したりしてます。
かけがえのないご縁が魅力ですね。
使った教材
さてここは二次試験対策に使った教材のご紹介。
- ふぞろい12、13
- ふぞろい10年データブック
- 30日完成事例Ⅳ対策
- 事例Ⅳ全知全能
- まとめシート流二次試験対策
主に使った教材は以上です。
あまり手を出しすぎてはいけないと思い必要最低限の教材に絞ったつもりです。
結果的にはこれ以上もこれ以下でもだめだったかなという感じです。
これが二次試験対策の必要十分です。
各事例勉強時間
事例Ⅰ:48h
事例Ⅱ:50h
事例Ⅲ:54h
事例Ⅳ:120h
事例Ⅰ〜Ⅲと事例Ⅳの勉強比率が50:50になるようにスケジューリングしてました。
感覚的に事例Ⅰ〜Ⅲは勉強時間と得点が比例しませんが、事例Ⅳはある程度は比例すると思ってます。
ちなみに解いた事例の過去問数は事例Ⅰ〜Ⅲが過去6年分を3周、事例Ⅳが過去12年分を2周の合計78事例ですね。
勉強方法
勉強方法としては過去問が基本。
あまりにも古い過去問は傾向が違うと判断して過去6年分を解きました。
事例Ⅳ対策は30日完成と全知全能と過去問をひたすら解いてました。
事例を通して基本のサイクルは
過去問を解く→ふぞろいで採点→復習→週一回のココスタ勉強会で解法の修正
これが一連の流れでした。
勉強会を通して客観的に自分の解答を修正していけたことが結果的に良かったのかもしれませんね。
さいごに
診断士の二次試験はほんとにラスボスです。
一筋縄ではいきません。
私も結果的には高得点でしたがなぜ合格してたのか、合格した今でも理解に苦しむところがあります。
それでもこれを突破しないと中小企業診断士になれないのも紛れもない事実でもあります。
つかみ所がない試験だからこそ勘所を押さえた効率の良い勉強が必要になると考えます。
ご自身にあった勉強を見つけて二次試験の合格を勝ち取ることを祈念いたします!
この記事で私のノウハウをすべて紹介できたわけではないですが、参考になれば幸いです。
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